現場メシ、なぜか異様に美味い
イベント現場のご飯、
なぜか異様に美味い。
本当に意味がわからない。
普段だったら絶対テンション上がらないようなコンビニのおにぎりですら、
現場で食うと
“命の輝き”みたいな味がする。

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特に設営後。
あの、
朝からずっと機材運んで、
ケーブル引いて、
テント立てて、
無線で呼ばれて、
気づいたら3時間経ってた後のメシ。
あれ、
ほぼ遭難者への炊き出しです。
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しかもイベント現場って、
食べるタイミングが独特。
普通の人:
「12時だからお昼食べよ〜」
イベント屋:
「今!?食えるの!?」

になります。
“食事”というより、
隙を突いて栄養を流し込んでる。
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あと現場あるあるなんですが、
弁当のフタ開けた瞬間、
全員ちょっと嬉しそう。
なんなんでしょうね、あれ。
しかも内容が
- 唐揚げ
- 白身フライ
- 謎の漬物
- スパゲティ
みたいな“完全現場仕様”だと、
さらにテンション上がる。
たぶん人間って、
疲れると茶色を求める。
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あと、
朝4時の牛丼、
異常に美味い。

これはもう説明できない。
人体のバグ。
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普通、
朝4時って牛丼食う時間じゃないんですよ。
でもイベント業界には、
「搬入前だから今食っとこう」
という謎文化がある。
しかも店内には、
- 黒い服
- 眠そうな顔
- 首から社員証
- デカい荷物
みたいな人間が大量発生してる。
全国のすき家・吉野家・松屋が、
イベント業界のライフラインになっている。
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あと個人的に好きなのが、
撤収後の自販機。
あれ、
異様に美味い。
ただの500mlの水なのに、
「生き返る……」
ってなる。
普段なら一瞬で飲み終わるのに、
現場後の水って
“身体に染み込む音”がする。
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逆に怖いのが、
忙しすぎて食べるタイミング逃した時。
イベント屋、
急に無口になります。
会話が減る。
目が死ぬ。
最終的に、
「糖が足りない」
とか言い始める。
昆虫?
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あと現場のケータリングって、
たまに異様にテンション上がる時ある。
「今日カレーです!」

だけで、
現場の空気変わる。
しかも大鍋のカレーって、
なんか無条件で美味い。
あれ多分、
味じゃなくて“団結”を食べてる。
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逆に、
めちゃくちゃオシャレなケータリングが来ると、
ちょっと困る。
小さいカップに入った
“なんか葉っぱ乗ってる料理”。
イベント屋、
疲れてる時、
“概念”じゃなくて“米”を食いたい。
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あと、
現場終わりのラーメン。
あれはもう、
スポーツ後のプロテインと同じ。
深夜に食う罪悪感より、
「今日も生き延びた」
が勝つ。
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というわけで、
イベント現場のメシは、
なぜか異様に美味い。
理由は多分、
全員ちょっと極限状態だからです。
でもそのせいで、
普通のコンビニおにぎりですら、
たまに人生で一番美味く感じる。
人間、
意外と単純。
